臨床検査技師の歴史を紹介!【意外と浅いんです】

臨床検査技師っていつからできたんだろう?簡単に説明してくれないかなー。

こんな疑問にお答えします!

◯本記事の内容

・意外と浅い臨床検査技師の歴史

・他の医療職はいつからできたのか?

◯本記事の作者

タッキー

タッキーと申します、僕の経歴を紹介します!

・臨床検査技師養成大学を卒業。

・臨床検査技師国家資格取得。

・検査センター勤務経験あり(現在は退職、病院勤務がしたいと考え就活中)

臨床検査技師っていつからできたんだろうー?って思いますよね!

僕も今回気になって調べてみました!そのことを簡単に説明していきます。

それではいきましょう!

Contents

意外と浅い臨床検査技師の歴史

臨床検査技師が登場したのは1970年です!

なんとまだ約40年しか経ってないんですね。

現在臨床検査技師が行っている仕事は、元々医師がやっていたのでした。

しかし医学が発展し医師の業務が拡大したことによって負担が増えました。

そのため検査の部分は他の人間にやらせよう!ということで、1958年に国家資格を必要とする衛生検査技師が誕生しついに1970年の法改正で臨床検査技師が誕生しました。

ちなみに1940年代当時は検査のほとんどが手作業であったそうです。今では考えられませんよね笑

ただその約10年後アメリカで自動分析装置が開発され、日本にも導入されました。それから日本のメーカーも機械の開発に力を入れて今のように発展しました。

参考

臨床検査技師 ウィキペディアより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E5%BA%8A%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E6%8A%80%E5%B8%AB

スタディサプリより

https://shingakunet.com/bunnya/w0033/x0439/rekishi/

他の医療職はいつからできたのか?

何かと比較されがちな

・診療放射線技師

・臨床工学技士

この医療職の歴史も見ていきましょう!

診療放射線技師

診療放射線技師は1968年に誕生しました!2年程、臨床検査技師より早いですね。

診療放射線技師も元々は医師が行っていたのですが、放射線診療技術の高度化に伴い、高いレベルでの専門知識や技術を身につけた職種が必要となりました。

日本では1912年には医学者が海外から、X線撮影技術を持ち帰ったことから始まります。

1927年には日本初のX線技師養成学校が設立しました。

さらに1951年には診療X線技師法が成立し、診療X線技師が誕生、そして1968年に診療放射線技師法が成立し診療放射線技師が誕生しました。

臨床検査技師と同じで歴史が浅いですね!だから結構比較されるんでしょうかね。

参考:診療放射線技師 ウィキペディアよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%BA%E7%99%82%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E6%8A%80%E5%B8%AB

臨床工学技士

臨床工学技士は1987年に誕生しました。臨床工学技士はホント最近できたって感じですね。

臨床工学技士は元々医師がやったいたというわけではないようです。

医療が進歩し、様々な医療機器が使われることになり、これらを専門に扱う技術者が業務を行うようになり、国家資格の必要性が高まって1987年に臨床工学技士法が成立し誕生しました。

最近では手術室やペースメーカー等業務拡大が著しく、活躍が期待されている職種です!

参考:臨床工学技士 ウィキペディアより

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E5%BA%8A%E5%B7%A5%E5%AD%A6%E6%8A%80%E5%A3%AB

まとめ

今回は臨床検査技師の歴史を中心に述べていきました。

昔は検査を手作業でやっていたということで大変そうですよね。今では多くは機械やってもらっていますから。

また、そういうことから検査技師はいらなくなるなんていうことを聞くことがあります。

ただその一方で検査技師の業務は増えてはいる部分もあるんですよね、例えば最近では検体採取することができるようになったし、コロナが流行してPCR検査をする機会が多くなったので。

僕個人はやはりまだまだ検査技師は必要であり、歴史は続いていくと思いますよ!

それでは以上になります、皆さんのお役に立てたら幸いです!

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