どうも、タッキーです!(@takitaki789)
こんな疑問に答えます!
自分の向いている職業であれば仕事が楽になりますから目指す前に知っておくのは良い事だと。
この記事は臨床検査技師養成大学を卒業し、技師として勤めた経験のある僕が語ります。
それではいきましょう!
Contents
臨床検査技師に向いている人の特徴は?
1.人の役に立ちたいと思う人
人の役に立ちたいと思う人は向いていますね。
臨床検査技師が検査した結果を元に医師が最終的な治療判断をします。
その検査結果から異常が見つかれば、患者さんの命が助かることもあるわけです。それは大いに人の役に立ってますよね?
また検査した結果に異常がなくとも、病気の原因となるものがあるかどうかをしっかり検査して大丈夫だった。これも役に立ってますしね。
人の役に立ちたいと思う人は、臨床検査技師になればより実感することが多いと思うので向いています。
2.細かい性格の人
細かい性格の人は臨床検査技師に向いています。
臨床検査技師は検査した数値や顕微鏡の結果に異常がないかを調べるのが仕事です。
細かい人なら検査結果の微妙な変化に疑問を抱く。
また顕微鏡を見ていてもちょっとした細胞や血球の変化を見逃しません。
ちょっとした変化というのが病気の兆候である可能性もあるのでとても大序な事です。
臨床検査技師はむしろ神経質なくらいが良いと思います。
3.体力のある人
体力のある人は向いてます。
なぜなら気を使うことが多いからです。
検査中は絶対にミスはしてはいけない精神で臨むのでかなり疲れます。
そして上司、同僚、部下、他職種との人間関係にも気を遣います。生理系技師なら患者さんともですね。
そのため体力がないと苦しいです。
僕自身も上記に述べたことですぐに体力がなくなり、帰宅した時は1回寝てましたからね笑。
オマケに残業も毎日1時間くらいありましたし…。
また病院だと特に採血業務、免疫生化学検査室の人は特に立っていることが多いので、そういう意味でも体力を使います。
そのため体力のある人が向いてますね。
4.大人しい人
大人しい人は臨床検査技師に向いてます。
臨床検査技師の職場の雰囲気って他の職種と比べると体育会系とか騒がしいとかって感じではなく大人しい人が多い印象です。
ですので、大人しい人はそのような環境では居心地が良いと思います。
ちょっと話が変わりますが、居心地の良さって結構大事だと思いますよ。
やはり同じ検査室で1日8時間以上一緒にいるわけですから、いくら仕事と割り切っていても自分の性格が合わない人と一緒にいるのは苦痛じゃないですか?。
しかも下手したら30年くらいずっとですよね。
そうなると居心地の悪い環境にいると辞めたい…と思ってもおかしくないなって思います。
気が散って検査ミスしてしまっては大変ですし…。
そういうわけで自分の居心地が良い環境へ行くのは大事です。
5.向上心がある人
向上心がある人は向いていますね。
検査していると失敗することがあります。
失敗は当然してはいけないですが人間は機械ではないので難しいです。
なので大事なのは同じ失敗を二度しないことです。
そのためにはなぜそうなるのか?とか考えたり、改善するにはどうしようか?とかを考えなければなりません。
向上心がなければいけませんよね?
また向上心がある人は、仕事を教えられても早くできるようになると思います。できるための努力を惜しまないからです。
あと病院に勤めると仕事終了後に勉強会があり検査のことを勉強します。
そのようにして日々知識を入れておかなければなりません。
向上心がある人はより高みを目指すので向いていると言えます。
6.協調性がある人
協調性のある人は臨床検査技師に向いていると思います。
なぜなら検査によっては複数人の技師と協力して行わなければならないことがあるからです。
協調性がある人は自ら進んで協力できるのでそんな検査もスムーズに行くと思います。
また協調性は他職種と関わる上でも発揮されるでしょう。
向いている特徴に当てはまらなくても目指して大丈夫?
臨床検査技師に向いている特徴に当てはまらないからと言って、目指すことに抵抗を感じる人がいるかもしれませんが大丈夫です。
ある程度は性格は後天的に変えることが可能のため特徴に当てはまる努力をすればいいので。
学生の方なら就職するまで時間があります。
例えば「自分は協調性がないな…」と思う人がいるかもしれません。それなら臨床検査技師要請校に合格後の普段の実習やアルバイト等を通して協調性を伸ばしていこうと行動していけば良いのです
ただいきなり自分の行動をガラリと変えることはかなりストレスを感じるので少しずつ変えていくのが良いと思います。
それなら臨床検査技師を目指そうと思うけど難しいのかな?
難易度を難、普、易とするなら、僕は普通だと思いました。
正直、臨床検査技師養成校に入るのは簡単です。
なぜなら入りやすい私立大学や専門学校があるからです。入試科目が少なく予備校の模試でも偏差値が低めの所があリます。
ただ入学はしやすくても学生生活は結構大変です。
特に大学生なら専門科目が本格的に始まる2年性から、専門学生なら1年性から大変になります。
上の図は僕が大学2年性の時の平日のスケジュールです。
午前中は朝の9時から授業が始まり12時20分まで座学。そして13時から実習が始まり18時時近くまで行う。
あと、放課後の勉強時間は最低でも2時間くらい欲しいですね。座学の復習や、実習のレポート等やらねばなりませんので。
これを見て、
臨床検査技師になるのにこんなに勉強しないといけないの?
と思った方もいると思います。
はい、その通りです。やらないといけません笑。
ちなみにこんなこと言うのはアレなんですが、実習なんて遅い時は20時(夜の8時)までかかったことがあります。
組織細胞学という実習で、顕微鏡でお目当ての細胞を見つけるのが大変でした泣。オマケにスケッチもやらされましたし…。
逆にたまーにですけど15時とかで早く帰れることもありました。
という感じで「1日ほぼ勉強しかしてねぇ…」なんて日もあり勉強に忙しいです。
ただ勉強している内容自体は難しい事を理解するというより単純な暗記が多いので、時間さえかければ大抵の人は乗り越えられるでしょう!。
臨床検査技師の大学生活4年間については下記の記事に詳しく書いてあります。
以上のことより臨床検査技になる難易度は普通となります。
やる気があれば、このブログを見ているあなたも絶対に臨床検査技師になれるのです!
まとめ
今回の記事では臨床検査技師に向いている人の特徴を6つ述べていきました。それは以下のようなものでしたね。
・人の役に立ちたいと思う人
・細かい性格の人
・体力のある人
・大人しい人
・向上心がある人
・協調性がある人
また、向いている特徴に当てはまらなくても大丈夫です。少しずつ、向いている人の特徴に近づきましょう!
そして難易度も普通なのでしっかり時間を確保して勉強すれば必ず臨床検査技師になることができます。
以上になります、皆さんのお役に立てたら幸いです!
自分って臨床検査技師に向いているのかな?