臨床検査技師養成大学で編入できる所は?【全国の大学を紹介】

編入を考えている専門学生だけど、編入ができる大学は全国にどれくらいあるんだろう?編入のメリットや難易度、独学は可能なのかも知りたい…

そんな疑問にお答えします。

◯本記事の内容

・編入のメリット、デメリット

・編入の難易度

・編入できる大学を紹介

・編入は独学でも可能?

◯本記事の作者

タッキー

僕の経歴を紹介します!

・臨床検査技師養成大学を卒業

・臨床検査技師国家資格取得

・検査センター勤務経験あり(現在は退職、新たな資格取得のための勉強中)

臨床検査技師養成大学の編入に興味があるのですね!

今回はそんな方のために編入することができる大学、編入する時に役立つ情報等を書きました。

きっとこの記事を見ればあなたの行きたい大学が見つかると思います。

それでは行きましょう!

Contents

編入のメリット、デメリット

まずは、編入におけるメリット、デメリットについて説明します。

メリットは下記です。

メリット

・一般入試と比べて倍率が低い。

・試験科目が少ない。

・受験日が違えば複数校受験することが可能。

・大卒の学位を得られる。

・新たな大学で知識をさらに深めることができる。

・大学受験のリベンジができる。

・落ちても、臨床検査技師として就職できる。

対してデメリットは下記になります。

デメリット

・編入試験の情報が少ない。

・合格者数が少ない。

・専門学校生の場合、1 年から編入を見据えた勉強をしなければならない。

・病院実習と試験の追い込みが重なる可能性がある。

・大学に認定される単位が少ないかもしれない。

・一から友達を作らなければならない。

メリット、デメリットを挙げていきましたが、どちらの方が大きいと思いましたか?

僕はデメリットより、メリットの方が大きいと思いました。

なぜなら専門学生の人の場合、編入すると大卒の学位が得られるからです。

臨床検査技師として生きていく!つもりなら、僕は大卒でなくても大丈夫だと思います。

しかしもし臨床検査技師として働けない、働きたくないという状況に陥って別の業界に行こうとした時、大卒でないと受けられる会社の数や仕事内容も違ってくると考えられます。

そういうことでセーフティーネットとして大卒の学位は取っておいた方が良いかと。

それに大学受験の一般入試と違って複数校受けられるし、例えどこも受からなかったとしても、就活して臨床検査技師として就職するという選択肢も取れます。

そういうことで編入はメリットの方が大きいと思います。

編入の難易度

編入の難易度はやや高いと思われます。

なぜなら、編入試験を受ける時期と病院実習が重なるためです。

編入試験は夏頃行われることが多く、病院実習も春から夏にかけての所が多いので両立しなければなりません。

しかし、試験内容自体は英語、小論文、専門科目3つの内の組み合わせと面接であり、科目数自体は少ないので早々から対策をしつつ、複数校受験すれば、どこかの大学には引っ掛かると思います

編入できる大学を紹介

それでは今から臨床検査技師になれる大学で編入できる所を紹介していきたいと思います。

どこも3年次編入です。

国公大学

・弘前大学 

・筑波大学 

・群馬大学 

・信州大学

・新潟大学

・金沢大学

・大阪大学

・山口大学

・徳島大学

次は私立大学です。

私立大学

麻布大学  ※2年次編入、専門学校や短期大学に2年間通ってれば受けられる。

国公大学では編入を実施している所は少ないですねー。私立に至ってはほとんど編入を実施していないです。

僕が調べた所、国公立大学で編入試験を実施していたのに、つい最近なって辞めた大学が何校かありました。

その中のある大学では短期大学の4年制大学化が進み,編入学の志願者数の減少が生じているので廃止したというところもあったんですよね。

少子化で受験生自体も減少している中で、最近福島県立医科大学や順天堂大学等で検査技師養成学部を新設しているので、今後も2、3校くらいは廃止されそうな気がします。

編入は独学でも可能か?

独学でも可能

独学でも可能だと思います。なぜならどこの大学も編入試験の試験科目が少ないからです。

例えば新潟大学の試験は下記のようなものになっています。

・英語

・専門科目(病理組織細胞学,臨床血液学,臨床生理学,臨床化学,放射性同位元素検査技術学,臨床微生物学,臨床免疫学,臨床検査総論,臨床病理学総論)

・面接

編入試験を実施する大学で英語と専門科目と面接、この3つがセットになった内容が多く見られます。

専門科目は普段から勉強しているので大丈夫ですし、英語も数学と違ってセンスが問われるわけではないのでコツコツやれば伸びるかと。

そういうわけで、独学は可能だと思います。

予備校に通うのもあり

ただ編入試験は情報自体が少なく、自分で情報を集めなければなりません。また、周りが編入モードでない中なので誘惑に負けてしまう可能性があります。

そういう方は予備校を使うのが良いと思います。

例えば、中央ゼミナールという所では編入対策に力を入れている予備校であり、良いと思います。

通信教育がある点も評価したいですね。

また、予備校は他にもあるのでチェックしておきましょう!

まとめ

今回は下記のことについて説明していきました。

編入のメリット

・一般入試と比べて倍率が低い。

・試験科目が少ない。

・受験日が違えば複数校受験することが可能

・大卒の学位を得られる

・新たな大学で知識をさらに深めることができる。

・大学受験のリベンジができる。

・落ちても、臨床検査技師として就職できる。

編入のデメリット

・編入試験の情報が少ない。

・合格者数が少ない。

・専門学校生の場合、1 年から編入を見据えた勉強をしなければならない。

・病院実習と試験の追い込みが重なる可能性がある。

・大学に認定される単位が少ないかもしれない。

・一から友達を作らなければならない。

同じことを繰り返しますが、編入はメリットの方が大きいです。

リスクも少ないので、一度は挑戦してみるのをお勧めします。

それでは以上になります、皆さんのお役に立てたら幸いです!

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