臨床検査技師に英語は必要?【実体験等を元に解説】

英語が苦手だけど、臨床検査技師に英語は必要なのかな。大学や仕事ではどのくらい使うのか知りたい。

こんな疑問に答えます。

◯本記事の内容

・大学ではどのくらい英語を使う?

・仕事ではどのくらい英語を使う?

・英語が苦手でもなんとかなる!?

◯本記事の作者

タッキー

僕の経歴を紹介します!

・臨床検査技師養成大学を卒業

・臨床検査技師国家資格取得

・検査センター勤務経験あり(現在は退職、新たな資格取得のための勉強中)

英語が苦手で、大学や仕事場でも使う頻度が高かったらかなり大変ですよね。

今回は臨床検査技師になるまで、そしてなってから英語をどれくらい使うのか自分の経験等を参考に内容をまとめました。

この記事を見れば、臨床検査技師に英語が必要かどうか分かる内容となっています!

タッキー

それでは行きましょう!

Contents

大学では英語をどのくらい使うのか?

大学では少し使います。

英語を使っていたのは

・大学1年生の前期と後期で週2、授業があった。前期、後期共に約4ヶ月。

・大学2年生の時に前期と後期で週1、授業があった。

1年生は一般教養課程で、高校の延長みたいな感じです。そのため英語を勉強しますが、2年生から、始まる専門科目の臨床検査の授業では全く出てきません。

僕の通っていた大学は専門科目以外で2年生も英語の授業がありましたが、他の大学ではやらないかもしれません。

でも大学1年生では絶対に英語を勉強すると思います

従って英語が苦手な方は大学1年生をなんとかして乗り切れば、大丈夫です!

専門学校の方も1年生の時に英語を勉強すると思うので、そこを乗り切っていきましょう!!

仕事では英語をどのくらい使うのか?

僕が実際に英語を使っていたわけではないのですが、周りを見ての状況を言いますね!

結論から言うと英語を使う頻度は少ないようです。

自分が勤めていた検査センターでは使うことがあった

僕が勤めていた検査センターでは英語を使うことがありました。

下記のような時に使っていましたね。

・論文から情報を得るとき。

・検査機器の設定言語が英語で操作、結果を読み取る時。

論文から情報を得る時

論文から情報を得るときに英語を使います。

僕が勤めていた検査センターでは様々な検査をしていましたが、その中で感染したウイルスが薬剤に抵抗を持つかどうかを調べる検査をやっていました。

その検査を担当する人で、分からないことや知りたいことがあった時に論文を見ていたと思います。

そこまで頻度は多くはなさそうでしたし、その検査を担当する人達でも英語が得意な人が率先して論文を読んでいたと思いますね。

検査機器の設定言語が英語で操作、結果を読み取る時

検査機器の設定言語が英語で操作、結果を読み取る時に英語を使います。

例えば、PCRの機械の画面は英語表記でしたね。

僕は操作したことはなくて、機械の横を通るときに機械の画面とそれに接続したモニターを見ることがあるのですが、英語表記なんですよね。

ですから、ある程度英語がわかってないと操作できないし、結果が分からないと思います。

ただ英語表記であっても毎日使用するわけですから、一度覚えたら大丈夫です。

2つ程英語を使う機会を説明しましたが、検査センターでは英語が苦手でも問題ないと思いますね。

病院ではどうか?

病院で働いている友人がいまして、友人が言うにはほとんど使わないそうです。

ただ実際、病院で英語を使うのか調べてみると、使う理由は検査センターで説明した時と同じ内容なのですが、一つだけ違いました。

心電図やエコー検査等の生理系で外国の人が来た時に使う

確かに、病院では外国の人が来ますからねーその人達に検査説明する時に英語を使うんですね。

でも実際外国の方が来る頻度って少ないだろうし、来たとしても英語が得意な人はいて、その人に代わってもらえば良いので英語が苦手でも問題なさそうです。

英語を主に使うのは論文で調べる時

病院でも検査センターでも、英語を主に使うのは論文を読む時に使うという感じでした。

多分、臨床検査技師が英語を使うのは主にその部分しかないと思いますね。

英語が苦手でもなんとかなる!

臨床検査技師を目指す学生の人で英語が苦手だけど、目指して大丈夫か不安に思っている方には大丈夫!とお伝えしたいですね。

大学でも仕事でも少しだけ使うことがあるくらいですから。

例え英語の論文を読む時になっても

・英語が得意な人に協力してもらうorやってもらう

・いっそのこと英語を一から勉強し始める。

こんな風に対処していけばいいんじゃないでしょうか?

学生時代苦手だった教科で、時間を空けてまた一から勉強すると意外と理解できることがあるのでオススメですよ!

まとめ

今回は下記のことを説明していきました。

大学では

・大学1年生の時に前期と後期で週2、授業があった。

・大学2年生の時に週1で授業があった。

どの大学・専門学校でも1年生の時に英語を使うと思われる。

仕事では

・論文から情報を得るとき。

・検査機器の設定言語が英語で、読み取る時。

・病院の生理系なら外国の人に検査説明するときに使うことがある。

英語を使うのは主に論文から情報を得る時に使い、その頻度も少ない。

臨床検査技師になるのに英語はあまり必要ない。

臨床検査技師になるのに英語はあまり必要ありません。もちろんできる事に越したことはありませんが。

ちなみに、英語以外の生物や化学等どのくらい使うのか気になる人もいるかもしれません。そんな方は下記の記事を参考に下さい!

それでは以上になります、皆さんのお役に立てたら幸いです!

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