こんな疑問に答えます。
◯本記事の内容
・臨床検査技師養成大学の選び方8選
・オススメする選び方
◯本記事の作者
タッキーと申します、僕の経歴を簡単に紹介します!
・臨床検査技師養成大学を卒業。
・臨床検査技師国家資格取得。
・検査センター勤務経験あり(現在は退職、病院勤務がしたいと考え就活中)
臨床検査技師養成大学の選び方とオススメする選び方を知りたいのですね!
確かに、自分で思いついた選び方以外に何か他の選び方があるか気になりますよね。意外と大事な選び方を見落としていたとか…
でも大丈夫です!今回の記事では僕が大学前に大事だなと思った選び方、大学に入ってこの選び方は大事かもしれないなと思ったもの合計8選としてまとめてみました。ぜひ参考にしてみて下さい。
それではいきましょう!
Contents
大学の選び方8選
大学の選び方は8つあります。
・学費
・偏差値
・家から通える
・特待・奨学金の有無
・国家試験合格率
・細胞検査士の資格を在学中に取得できるか?
・医学部があるか?
・男女比
学費
1つ目の選び方は学費です。
お金に余裕のある家庭なら関係ないですが、多くの家庭はそうでないと思います。ですから学費が安い大学を選べた方が良いです。
例えば国立と私立では学費が全然違います。
国立は一律4年間で242万5200円となっています。一方私立では大学によって多少違ってきますが、少なくとも600万はかかると思っておいた方が良いです。
もちろんこれは学費だけなので、生活費となったらさらにお金が掛かってきます。
偏差値
2つ目の選ぶ基準は偏差値です。偏差値では高い方が良いと思います。
なぜ偏差値が高い方が良いのかと言うと、ある程度環境が違ってくるからです。
臨床検査技師養成大学で国公立の場合は、勉強する習慣がついている方が多いと思うので留年する人が少ないですが、私立の場合、偏差値が低いと留年する人が多いです。
留年する人が多いというのは、勉強する習慣がないとか、技師になるモチベーションが高くないとかで勉強していない人が多いということになります。もちろん、志の高い人もいますが。
もし周りがやる気がないと自分もやる気が無くなってしまう可能性があるんですよね。
そのためできるだけ偏差値の高い大学に行ったほうが環境的に良いと思います。
臨床検査技師養成大学の偏差値に関してはこの記事に詳しく書いてあります。
家から通える
3つ目の選ぶ基準は家から近いことです。これが選び方である理由には2点あります。
・下宿よりもお金がかからない。
・女子の場合、親元から離れさせたくない。
下宿よりもお金がかからない
当然家から通えた方が下宿よりお金がかかりませんよね?家賃、水道・光熱費がかからないので。
僕は大学生の時下宿していたのですが、家賃、水道・光熱費だけで4万5000円かかっていました。1年間だと54万ですね。4年間だと216万円です。
結構お金がかかると思いませんか?ちなみに僕が住んでいたアパートはボロ家だったので家賃は3万円でしたが、普通にアパートを借りるとなると家賃だけで5万は飛びますね。
そう言うわけでこれが理由になります。
女子の場合、親元から離れさせたくない
これは本人が思っているのではなく親が思っていて、子供にそう言っている感じですね。
すみません、これは主観なのですが、どこの家庭を見ても親は息子よりも娘の方を可愛がっているような気がします笑。ですので実家から離れてしまうのは寂しくなると。
またいくら治安のいい日本であっても物騒な事件はそれなりにあります。
そのためか親が娘を家から出したくないということになり、家から通える大学にしてほしい!となるんですね。
特待・奨学金の有無
4つ目の選び方は特待・奨学金の有無です。
私立大学が特待・奨学金が豊富なので、私立大学を選ぶ時に大事になりますね。
特待は選ばれると学費が大幅に免除されたり、全額免除されることもあります。全額免除に選ばれれば国立大学に行くよりもお金が掛からないので最高ですね!
しかし特待に選ばれるのには簡単ではありません。入試で高得点を取らなければならないので。
私立は本当に学費がかかるので、お金に余裕はないけど私立にどうしても行きたい!と言う方は特待・奨学金があるかが大事になってきます。
国家試験合格率
5つ目の選び方は国家試験合格率です。
国家試験の合格率が良いということは
・生徒が優秀である、勉強に熱心である。
・国家試験対策が十分に行き届いている。
・就活の際に国家試験合格率が高い学校の学生の評価を良くするということがあるので有利。
ということで大事です。
しかし注意しておきたい所もあります。国家試験の合格率が高い場合、元々国試に受からない生徒を排除している場合があるからです。
例えば100人定員がいる中で、10人しか国試を受けさせてもらえなくて合格率100%なのと、100人いる中で100人全員受けて100%では、同じ合格率でも受け止め方は違ってきますよね?
私立大学では実績が命なので、実績を悪くさせるよな原因は早々から排除するというのがお得意芸となっています。
ではそれを見分けるためにはどうしたら良いのでしょうか?
正確性は高くはないですが、まずその年に受かった人数をしっかり確認しておいてください。またその学年の入学者数も確認。
その差がどれだけあるのか、差が大きければ不合格しそうな人を受験させずにしているということですね。
細胞検査士の資格を在学中に取得できるか?
7つ目の選びは在学中に細胞検査士の資格を取得できるか?です。
大学で言うと、国立では群馬大学等、私立では北里大学等ですね。
細胞検査士になることを少しでも考えている人は大事なことだと思います。
確かに、細胞検査士は養成所、もしくは病理検査室に入り病理の実務経験があれば受験することが可能です。
しかし養成所は学校の数が少ないですし、学費も学校で取得できる費用よりも掛かります。病理検査室に入った場合では仕事をしながら勉強するのが大変です。
そのため、細胞検査士になることを少しでも考えている人は在学中に資格が取得できるかは大事となってきます。
医学部があるか?
8つ目の選び方は医学部があるかどうかです。これは病院実習(臨地実習)と関係しています。
病院実習とは簡単に言うと大抵4年生で病院に行き、現場のリアルな臨床検査技師の仕事内容、簡単な検査を体験することを言います。
病院実習については下記の記事で詳しく書いています。
病院実習は、自分の大学に医学部があるなら、病院があるので、基本はそこへ病院実習しに行きます。
しかし医学部がない大学の場合、大学側が指定した病院、もしくは自分が指定した病院へ実習しに行くことになります。
実習しに行きたい病院がある!そんな人は医学部がない大学を選ぶと良いでしょう!
男女比
最後の選び方は男女比です。
臨床検査技師の男女比って女子の割合が大きいところが多いんですよね。
これは男である僕の主観なのですが、あまりにも女子が多いとそれはそれで窮屈さを感じるんですよね。
看護を学んでいる男子大学生は毎回すごいなーって思ってます笑。
多分、僕のような人もいると思うのでそんな人はできるだけ、例年男子の割合が高いところへ行くか同じくらいのところを目指すと良いと思います。
オススメする選び方は?
前提としてお金を払えなければ大学には通うことが出来ないので学費が一番大事ですが、それを抜きとしておすすめする選び方は細胞検査士の資格を在学中に取得できる大学を選ぶことです。
細胞検査士の資格を持っていれば臨床検査技師として生きていく選択肢が広がりますからね。
一応細胞検査士の資格は大学院や養成所でも取ることができますが、早い内に取得できたらその分早く経験を積めると思うので有利です。
下記の大学は細胞検査士の資格を在学中に取得できます。
・杏林大学 保健学部 臨床検査技術学科
http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/faculty/health/index.php
・北里大学 医療衛生学部 医療検査学科
https://www.kitasato-u.ac.jp/ahs/subject/inspection/index.html
・群馬大学 医学部 保健学科
http://www.health.gunma-u.ac.jp/
・山口大学 医学部 保健学科
http://www.med.yamaguchi-u.ac.jp/health_sciences/
・倉敷芸術科学大学 生命科学部
http://www.kusa.ac.jp/mls/ct/
・神戸常磐大学
http://www.kobe-tokiwa.ac.jp/univ/section/medical_technology/
・弘前大学 医学部 保健学科
http://www.hs.hirosaki-u.ac.jp/kouhou/hg/web/
・九州保健福祉大学 がん細胞研究所
http://www.mls.phoenix.ac.jp/mls/
・関西医療大学保健医療学部臨床検査学科細胞検査士養成課程
https://www.kansai.ac.jp/course/medical/clinical_test/
・千葉科学大学危機管理学部保健医療学科
http://www.cis.ac.jp/crisis/healthcare/index04.html
・森ノ宮医療大学 保健医療学部 臨床検査学科
https://www.morinomiya-u.ac.jp/faculty/rinshou/
・京都橘大学健康科学部臨床検査学科
https://www.tachibana-u.ac.jp/faculty/health_science/mts/index.html
・四日市看護医療大学 看護医療学部 臨床検査学科細胞検査士コース
https://www.y-nm.ac.jp/academics/mt1index.html
・福島県立医科大学保健科学部臨床検査学科 細胞検査士養成コース
https://fmu-hs.jp/clinical.html
まとめ
今回は下記のことについて説明していきました。
・学費
・偏差値
・家から通える
・特待・奨学金の有無
・国家試験合格率
・就職率(進路)
・細胞検査士の資格を在学中に取得できるか?
・医学部があるか?
・男女比
オススメする選び方は細胞検査士を在学中に取得できるか。
この記事を通して、自分の価値観に合った大学を選べると良いですね!
それでは以上になります、皆さんのお役に立てたら幸いです!
臨床検査技師養成大学の選び方ってどれくらいあるんだろうか?またオススメする選びあれば教えてほしいなー